2025年度第1回歯科技工士スキルアップ研修会が9月21日に富山歯科保健医療センターで行われました。講師は前川団先生による「機能的な咬合面形態」について、特に咀嚼の中心となる臼歯部の機能的な形態の製作について講義していただきました。

講義では、「機能的な咬合面形態」と健康寿命との関係について「咬頭の削合が咀嚼時の変位様相に及ぼす影響」という実験で、主機能咬頭と被蓋を削合した時の噛みやすさ、食べ物が舌側に流れ、円滑な食事ができるかを調べた結果を用いて、咬合接触、主機能部位、被蓋、圧搾空間、この4つポイントが反映された補綴物を製作することが円滑な食事に大きく関わるとわかりました。
臼歯部の機能的な咬合面形態


歯が悪くなると食事や会話に支障がでたり、外出や人との付き合いを避ける、偏った食事による栄養不足、筋力の減少、高齢者では肺炎や感染症など、心身の健康の悪循環に陥ります。『健康寿命』は、継続的な介護や支援を必要とせず日常生活を送れる期間を指し、口腔機能はこの期間の延伸大きく影響します。
口腔機能低下による健康との関係

当社では、失われた口腔機能の回復を手助けし、円滑な食事が行える補綴物を製作して患者さんの健康寿命の延伸に努める技工物を製作し、お口の健康から、かがやく若さと心身の健康をめざし、笑顔あふれる、人生の楽しみを提供をできるよう、日々安心安全な技工物を心を込めて、患者さんに喜ばれる技工物を届けてきたいと思いました。
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