コレ使ってます!

CAD/CAM

なんか
おおっ

歯科用CAD/CAMシステムとは、白い歯や銀歯をデザインするシステムです。
歯科医院から送られてきた患者さんの歯の模型をスキャナーという機械で、3D化したデータをパソコンに読み込み、バソコン上で色々な歯の形の設計を行うことができる計測装置、設計装置、加工装置の3つから構成されています。

私はCAD/CAMシステムを使い、口腔内に装着される修復物や補綴物を設計しています。
日々設計していて、同じものは一つとしてなく、患者さん一人一人に合うものを作っていることにデザインの奥深さと楽しさを感じています。
この会社に入社したいと思った理由は会社見学に訪れた際、自分が思っていた技工所のイメージとは違い、

デジタル化された設備環境

と、スタッフさん達の笑顔で会話して作業している姿を見て和気あいあいとした職場環境だと感じ、この会社で働きたいと思ったからです。
自分が手掛けたものが患者さんの失われた機能の回復をすることで、健康を支えることに携われていることがやりがいに感じ、仕事のモチベーションにつながっています。
今後、先輩方を見習い、少しでも早く先輩方に追いつけるように自分のスキルレベルを上げていきたいです。

CAD/CAM作業の様子

歯科用CAD/CAMシステムで作業を行います。

デジタル加工機

へー
進んでるね

従来の手作業での製作は、修正が大変だったり、失敗・紛失してしまうとまた1から作り直さなければなりませんでした。その点、デジタル加工機であれば容易に再制作できるのは大きなメリットになっています。

私は、デジタルの設計を担当しています。

先端技術を使い仕事が出来る環境であることと、定期的に開催される勉強会によりスキルアップが図れる環境であることは、働く上でモチベーションアップにもつながると思い、入社を決めました。
歯は咀嚼以外に、嚥下・発音にも関わっています。
私は作業のスピードも質もまだまだですが、自分が設計した補綴物によって患者さんの生活の質が向上されるよう、日々研鑽を重ねて技術を磨いていきたいです。

3Dぷりんたー

ちょっと
わくわく

トナミデンタルラボラトリーでは、3Dプリンターは3台使っております(架工課2台、有床課1台)。
デジタルデザインされたデータを元に、3Dプリンターでプラスチック製品を作っています。
最初はクラスプやバー(義歯を維持するための部品)の制作に使っていましたが、ここしばらくでは、口腔内スキャンされたデーターから模型を作っています。

有床課では患者さまの歯型を取るためのトレー(個人トレー)などを作っています。
当ラボではまだ採用しておりませんが、義歯を作ることも可能になってきているので、精度の良いプラスチック製品は徐々に3Dプリンター製に置き換わってくると思います。
さらには、まだ装置が高額であるために一般的ではないのですが、金属製品も作ることが可能となってきています。将来歯科技工所にはなくてはならない機材になると思っています。
ワクワクしますね。

口腔内スキャナー

最先端だね

数年前から、口腔内スキャナーという機材が出てきました。最初は海外製で口腔内に入れる部分が大きくて使いにくそうでしたが、最近では徐々に改良されてかなり小さくなってきました。
まだ保険診療では算定されないので一般的ではないですが、矯正をされる先生や自費の比率が高い先生は取り入れて診療をされています。
従来の印象剤で型を取るやり方より素早く正確に取れるのが特徴で、患者さまの負担が少なくなります。
また、採れた印象に石膏を流すこともなく、データですぐに歯科技工所に送ることが出来て管理もしやすくなります。

口腔内スキャナー
インタビュー

口腔内スキャナー導入のご感想をお聞きしました。