所長黒田が思いのままに
つづっていくコラムですw
よんで
ちょうだい
昨年から、社内の5Sに取り組んでいます。先月も書きましたが、コンサルタント会社を変えました。研修は2回目終了しましたが、今度は少しづつ進んでいきそうな感じがしています。今回の研修でやったゲームで、1から100までの数字が紙の上にランダムに書いてあるというものがありました。これを1から順番に50までチェックする時間を競うものでした。最初からかなり早い人もいましたが、私も含めて4分以上かかる人が多かったです。これがだんだんと時間が縮まるのです。作戦タイムを取り、どうしたら早くなるか考えるのです。社内でもよく議論になりますが、作業時間を短くする場合、強引な力技みたいな話になってしまい、結局ほとんど変わらないことがあります。それでは少しの短縮にはなっても、全体から見るとあまり変わりません。その証拠に2回目のチャレンジでは、場所をある程度記憶して、少しは早くなるのですが、結局50までは覚えれないので圧倒的な短縮にはなりません。次に必要のない数字を消してみました。これでかなり早くなったのですが、私の場合気が付くのが遅かったのと、ほかのことに色を使ってしまい、黄色のマーカーしかなく、消したようには見えませんでした。このいらないものを消すということが、5Sで言うところの片付けで、邪魔なものを机の上に出しておかないことにつながると思います。数日前、私が遅く帰ると、机の上に家族の車の鍵が載っていました。ちょっとしたいたずら心で、壁のピンに掛けておいたところ、朝になって一生懸命探している様子で、教えると彼女は怒っていましたが、こんなところにも5Sの取り組みが定着していない事に気がつきました。鍵をかけるところは決まっているのに掛けない、一定の位置に置くことが習慣になっていないから、出来ないのが理解できました。定着するには、会社も自宅も一緒で、常に意識していないとできないことだと思いました。5Sは習慣ですから、規則正しく並んでいないと気持ち悪いねと、思うくらいになれば定着してきたと感じれるのかもしれませんね。