所長なんでもコラム

人材育成

所長黒田が思いのままに
つづっていくコラムですw

よんで
ちょうだい

 今年度はおかげさまで、3月末に新入社員を2名迎える予定になりました。また昨年10月には中途採用で技工士を採用することが出来ました。採用が出来れば次には、人材育成をしなければ組織として必要な人材になりません。これが最も難しいことだとかんがえています。多くの社員を採用してきましたが、中々思うようには行きません。私の言う人材育成とは、歯科技工の技術を教えることとは少し違います。ある研修の講師の先生が言われたのですが、「道」と表現されました。たとえば、柔道、剣道、など道という表現をされるものです。技術だけなら道は付きません。柔術、剣術となります。この道が歯科技工にも必要だと思いますが、中々うまく伝わりません。自分自身でもどこまで理解しているのかわかりません。しかし育成する過程では、最初に先輩に倣って自分で出来るようになることが必要です。次にそれが出来るようになれば、今度は後輩を教えて後輩を育てることが必要になってきます。その過程では教えてもらった先輩に対する敬意や、後輩に対する愛情も必要だと思いますが、とかく現代はドライで自分一人で、出来るようになったとか、なんで他人の面倒を見なければいけないのかなどとも言われます。子供を育てることも同じだと思います。自分が小さいときに親から大切に育てられた、自分も親になったら自分の子供を大切に思う気持ち。順番につながっていくの ですが近頃はこれがうまくいかないときがあります。よく社会が悪いと言われますが、そうではないと思います。できないとか、苦手だと言わないで、出来るところまでやってみるべきだと思いますし、自分もやり続けようと思います。長いとは言えない残り時間ですが最後まで頑張りたいと今年も思いを新たにしています。

黒田所長