所長黒田が思いのままに
つづっていくコラムですw
よんで
ちょうだい
企業は地域貢献をしていないとだめだと言われます。地域とはどこをさすのか、難しい問題です。当社は砺波市にありますが、砺波市のことでしょうか。確かに会社は砺波市にありますがそこに通ってくる社員は富山市だったり南砺市だったり高岡、射水、小矢部からも来てもらっています。さらに言えばお客さんである歯科医院さんは、富山県、石川県、それ以外にも多くのところから仕事を頂いております。そうなると対象となる場所ももっと広くなります。幸いというか残念ながらというか、海外との取引はありませんが、もしもあればそこも対象になるのでしょうか。エリアも考えなければいけませんが、もっと難しいのはそのエリアに対してどんな貢献ができるかということです。最低限、納税と雇用ということでは、少しばかりの責任は果たせていると思いますが、それだけで地域貢献と言えるのでしょうか。わかりやすい例として、フランスの有名なワインがありますが、その会社が有名なことで、たくさんの観光客が集まって来るそうです。これぞ正しく地域貢献だと思いますが、歯科技工所として何を目指せばいいのか、難しい問題です。歯科技工士の仕事は必要な仕事だとは思いますが、なり手が少ない、資格を取っても長続きしないのが現状です。そんな環境の中で、少しでも歯科技工士になって良かったと思って、働いてくれる、またそれを後輩たちに伝えて行ける。そんなことが地域貢献につながるのかなと考えています。