歯科技工士は
人の笑顔を
作る仕事です。
職業としてアリです。
職業を選ぶということ
皆さんは職業を選ぶときに、どんな基準で選びますか?
医者になりたい、パイロットになりたい──そう思っても、そこには学力や体力といったハードルがあります。
では、一般の人はどうやって仕事を選ぶのでしょうか。
「夢のある仕事」も素敵ですが、現実的には「儲からないからやめておけ」と言われることもあるでしょう。
生活していくためには、収入・安定・働きやすさなど、いろいろな要素を考える必要があります。
歯科技工士という仕事のリアル
かつて、歯科技工士は「長時間労働・低賃金」と言われる時代がありました。
しかし今、状況は変わりつつあります。
私が歯科技工士を選んだ理由は、ものづくりが好きだったこと、そして当時「業界的に儲かる」と言われていたからです。
ただ、私がなったころにはすでに厳しい時代に入っていました。
それでもこの仕事を続けてきたのは、人の役に立つ技術であり、努力が形として残る喜びがあるからです。
デジタル化が生んだ新しいチャンス
最近では、デジタル技術の導入によって歯科技工の世界が大きく変わりました。
3DスキャナーやCAD/CAMを使ったデジタル設計が主流となり、効率化・高精度化が進んでいます。
一方で、歯科技工士の養成校は減少しています。
最盛期には全国に74校あった専門学校が、今では40校ほど。
しかし、人が減っている=貴重な存在になるチャンスでもあります。
歯科技工士の仕事は、人の口に直接関わる医療技術職です。
AIがどんなに進化しても、人の感覚で微調整する工程は欠かせません。
未来の歯科技工士へ
今、業界は人手不足だと言われています。
けれどもそれこそが、新しい世代にとってのチャンス。
技術を身につければ、年齢に関係なく活躍できます。
60代・70代でも現役で働ける世界です。
昔ながらの「職人技」と、最新の「デジタル技術」が融合する今。
歯科技工業界はまさに新しい時代の入り口に立っています。
自分の手で“誰かの笑顔”をつくる仕事。
それが、「歯科技工士という選択」です。
就業数
就業歯科技工士数は緩やかに減少しています(出所:厚生労働省)
養成施設数
歯科技工士を育てる学校が年々減少。入学者数も低水準です(出所:厚生労働省)
年齢構成
50歳以上が業界の半数を超える高齢化が進行中(出所:日本歯科技工士会・厚生労働省)
性別構成
全体では男性が多数だが、若年層では女性比率が高まっています(出所:日本歯科技工士会)
デジタル技術導入状況
デジタル化は進むが、設備投資の差で導入の偏りが見られます(出所:業界調査)
就業先
およそ7割が歯科技工所で働いています(出所:厚生労働省)
働いている人に聞いてみた
歯科技工士になるには
- 高校
- 専門学校
- 国家資格
- 就職
