0763-33-24394月28日に愛知県で「集まれ！デジオタ」北陸デジタル歯科研究会主催セミナーが9:50〜17:00の日程で歯科医師、歯科技工士、エンジニアの8人の講師の講義があり社長と社員2人で参加してきました。
特に印象に残った講義は北道敏行先生の「光学印象に適した支台歯形成のポイント」です。iOSの仕組みとして対象物から反射した光を屈折させ、センサーで読み取ることでスキャンします。そのため、光の透過や反射によるノイズがあるとマージンや点画や線角が丸く表現され、エッジロスが起こり、不適合製品につながります。iOSでデータを適切に取るためには、CADインレーやe-maxの支台歯形成では鋭角な箇所をなくし、丸みをもった形態が適しており、歯肉縁下0.5mm以下の場合はレジンで充填したり、エッジやドライゼルを使用しマージン付近を歯肉圧排し、色々な方向からのスキャンをすることで正確なスキャンが取得でき、技工物の完成精度が上がり歯科医院での技工物の調整時間が少なくなるよう日々改善し努力されていると感じとても印象に残りました。
展示物ではRAY Face 3Dフェイシャルスキャナーが印象に残りました。このフェイシャルスキャナーは患者さんの顔をスキャンし、口腔内スキャンとCTデータを位置合わせすることで患者さんの顔の3D表現ができます。これにより、矯正治療の前後の比較や、補綴治療のシュミレート、患者さんの顔を見ながらの補綴物の設計ができ患者さんに合う治療計画や設計が可能になり、患者さんに治療前と後のシュミレーションしモニターで確認でき、納得し安心して治療受けてもらえるものだど思いました。今回の「集まれ！デジヲタ」のセミナーでは、医療機械のデジタル化が様々に日々進化している速さを肌で感じました。
RAY Face 3Dフェイシャルスキャナー
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