キャドキャム冠　前歯

　6月にチタンクラウンが保険に導入され、今度はキャドキャム冠の前歯が保険に入るそうです。6月に決まったチタンのクラウンの時もそうでしたが、今回も材料の供給が遅れるようです。前回の時は、ほぼ決まってから情報が入ってきたので、まったく後手に回ってしまいました。友人の中には、ぎりぎりで鋳造機を手に入れた人もいましたが、すでに鋳造機の在庫はなく最初から作るとのことで申し込みはしましたが、いつ手に入るかも全くわからない状態でした。7月頃になって、秋にキャドキャム冠の前歯が保険に入るかもしれないとの情報が入ってきました。今現在は、スキャナー3台オペレーターはアルバイトも入れて4人、加工機は3台（1台は材料のチェンジが自動で出来るもの）で、ディスクは6枚までセット出来ます。加工機の生産には余裕がありましたが、レジンを削るのは時間がかかるので、テックは３Dプリンターで作るように変更しました。問題はスキャナーです、どうしても一定の時間帯が込み合ってしまいます。チタンの鋳造機を買うか迷いましたが、スキャナーを導入することにしました。10月ごろに入ってくる予定です。歯科技工の世界は益々デジタル化が進むようで、オペレーターの養成が急務になってきました。ちなみにチタンクラウンも、デジタルでデータを送って鋳造してもらうことになりました。