社外重役会議

　先日、中小企業家同友会となみ野で、社外重役会議が行われました。新年度で支部長も交代し、やり方も少し変化しました。社外重役会議では、経営者が自社の現状と問題点、さらには将来の展望を発表します。それに対して仲間の経営者が色々な観点から質問をして、発表した経営者にさらに深く考えてもらうことが目的です。今回は大手ショッピングモールの中でフランチャイズ展開をされている経営者さんでした。ご存じの通り、現在はコロナの影響でお客さんが減り、同じ市内の別のショッピングモールが若者向け店舗になるなどして、かなり影響が出てきたそうです。さらには、独自で営業しようにも、フランチャイズの規制、ショッピングモールの規制などがあり中々厳しい環境を報告されました。飲食店や観光関係は政府からの支援もありますが、この業界は何もないそうです。そこで経営者は、2店舗あるお店を1店舗にして、空いた時間を使い、いくつかのプランを実行しようと計画されていました。助言するポイントは、色々ありますが、まずは経済的な問題ですが、そのプランで本当に回復できるのかどうか、社員さんへの対応はどうなるのかなど、様々な質問が出ました。究極的には、フランチャイズ自体を辞めたらと言うことも言われました。厳しい時代を生き抜くために皆さん真剣です。