器について

　先日、講演会に参加してきました。そこでの講話では多くの事が話されていましたが、私の記憶に残ったのは器の話でした。器と言えば、色々なものを入れるイメージですが、入れる物の中身が大事で、その物を保護するとか、収納するためのものと思ってしまいます。

その後援会でも例題に出されていましたが、花を活けるのも器です。活ける花にあった器が必要とされます。これを会社や社会ととらえるとどうでしょうか、器の役目も変わってきます。かなり重要な要素となってきます。私が歯科技工所を開業して数年たったころに、どうしても借りている場所を移動しなければならなくなりました。家賃が年々値上がりして、当時の私の経済ではかなり厳しい状況に追い込まれていました。まだ従業員さんも2人しかいなくて、収入もわずかでしたが、また場所を借りて、そこに電気や給排水、さらには集塵機の設備をするとかなりの額になり、場所を移動すると設備費が無駄になってしまいます。そこで自社の建物をと考えたのですが、そこで器の話につながってくるのですが、どんな会社、大きさかは、とりあえず30人くらいの会社を想像しました。

周りの事を全く理解せずに考えていました。そのおかげか、現在は35名が働いてくれていますが、現状に合った器が大切ですね。

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